2019-05-28 見覚えないよ 強風に煽られて肌蹴たティシャツの 隙間から垣間見えた昨日の嘘が 僕を夏の焦燥へと連れて行く 二番線と三番線 息を吐くようにブレーキを踏む鉄の塊を挟んで 遠く指をさしたその先に何があったの 凝り固まった肩と脳 凹凸の双方からかけられる圧力 重なる課題と利子 夜中の通話で鼓膜を跳ねるイヤホン それらの日常が過去を彷彿とさせてる 僕ら白紙に戻しても筆跡くらいは残してよね