目の上数センチ

一日で飽きる恋、二日で抜けるアルコール、三日で忘れる二人

遺失物センター

卒業、悲しいね。

どこに行くわけでもないけど、

なんかどこか遠くに行っちゃう気がするんだよね。

でも、どうせ先輩たち、

すぐまた行事の時とか、

ふと寂しくなった時とか、

遊びに来てくれるのにね。

なにが悲しいのかわからないけど悲しくなるね。

 

こういう時、大人って口揃えて、

「大人としての第一歩を、、、」とか、

昨日までガキだったのに明日から急に大人、

みたいなこと言ってくるもん。

そんなことあってたまるか。

確実に毎日ちょっとずつ、

大人になってってる僕らを認めてほしいって叫びたい。

中学生の時の、

「もう大人なんだから」と「まだの子供だから」を大人に都合よく使われてた頃のもどかしさと言ったら。

はやく一人前に認められたい。

 

大人だからできることもあれば、

子供だからできることもあって、

このブログ然り、今しかできないことをしてこうって。

いつか、大人になったら思い返すのかな。

きっと、今の苦い思い出も、甘い思い出も、

全部全部、「子供だな」って笑い飛ばせるのかな。

笑い飛ばしたい。

 

明日は卒業式。

5年間って早すぎる。本当に。

ちょっと緊張はしていても、いつも通りの先輩と、

いつも通りの僕で、会いたい。

着飾らずに、自然体で。

おめでとうよりも、ありがとうを。