目の上数センチ

一日で飽きる恋、二日で抜けるアルコール、三日で忘れる二人

隠さないで

ちょっと気になってるあの人のすっぴんだとか

知らなくていいことがたくさんある

知らないほうがいいこともたくさんある

 

洗面所に置かれたカラコンの空き殻や

髪の毛が限界まで軋んでいるあなたが使うはずもない整髪料

スーツに入っていた見覚えのない名刺

私は見ないふりをしていた

でもいくら目をつぶったって、噂は耳から入ってくるのだ

これ以上は耐えられないところまで来てしまっていて

どうしようもなかった

ここまで見ないふりをしていたのは、怖かったから

きっと別れたら、あなたは何事もなく違う人の元へ転がり込むのだろう

あなたのためではなく、私のためだった

 

あなたは嘘が下手だった

辞めたといっていた煙草の匂いはあからさまに漂っているし

仕事の割には帰ってくるのが遅すぎる

でも、言い訳でさえも、愛しく思えてしまっていたのだと思う

 

あれからしばらくたった

知らないほうがいいけれど、いやでも知らなくてはならないことが増えた

どう考えても来月はカツカツなことや、

溜まっていくZOZOTOWNのツケ払い

でも、何も見えなければ、前に進むことは愚か

振り返ることもできないわけだから、全然後悔はしてない

ただ、少しだけ、ほんの少しだけ、今は

「あの人のせい」や「あの日のせい」

が増えたし、それによって気が少しだけ楽になったような気がしている

しばらくはこれでいいことにしようと思ってる

 

追記

いつしかこのブログの趣旨や形態が変わってしまっていて

独り言と、曲作りの案として書いてるエッセイ気取りみたいな登校が混在してしまっています

あくまで独り言なんだけど、50人くらい見てる人がいる以上、

どちらかに統一するか、名前で区別できるようにするか、jugemblogを平行させるかしようと思ってます

とりあえず、こんな良くわからないことを書いているのに全然話題にもならないから

意外と周りの人たちはいい人なのかもしれない