七転び
タンスの中、iTunesの隅、今もいたるところにあの人がいる
2人で選んだあれこれが散らばってる、思い出ってなんでもいいんだね
全て揃えたら本当にあの人になるんじゃ?
多分揃えちゃいけないんだろうな、別々のままにしておこう
あの時別れた服がストーリに上がっていたりするすると、あー!って思って危うく絵文字を送ってしまいそうになるし、
それが2人で選んだものだったりすると、まだそこに僕がいるように、いてもいいように、思ってしまう
多分もう一つ何かあれば、「それで、あしたどうする?ご飯でもいく?」なんて言ってしまえそう
僕のところにあの人のあれこれが散らばってるように、あの人のところにも僕のあれこれがきっと、すごく近くにあるんだと思う
なんだか複雑
「万が一」別れたらなんて思って、残らないように、ハンドクリームをあげた
でも、「一」が回ってくるのが早過ぎてあの人は別れる前までにきっと使い切ってない
お母さんにでもあげたのかな
過去はきっと捨てられない
思い出は荷物だ
でも、過去をもう一度、なんて思っちゃいけない
わかってる
わかっちゃいるんだよ〜〜
模試終わりってここに投稿しがち
まとまらながち